2020-07-10から1日間の記事一覧
ん〜〜。気持ちいい。お風呂の準備ができたということなので今シャワーを浴びている。汗をかいた後のシャワーって気持ちいいよね。シャワーを滝行のように頭から浴びるの好きなんだよね。滝行だけにマイナスイオンでも出ているのだろうか。水流が顔に沿って…
「ただいま〜」 誰もいないのにとりあえずただいまと家に対して言っておく。 「お帰りなさい。慶太様」 アリスは笑顔でそう言ってくれた。アリスも一緒に帰ってきたのに言ってくれる優しさが心に響く。この声を聞ければなんでも頑張れる気がした。 「慶太様…
今何をしているかというと・・・アリスと一緒にお片付けをしている。おかしい。こんなはずでは・・・。なぜこうなった。 「慶太様これ可愛いですね」 「お、わかるかアリス。可愛いよね!気が向いたら着てもいいんだよ」 「でもちょっと恥ずかしいというか・…
はい。では服屋さんに向かいましょう。いつものようにアリスと会話を弾ませながら、オレ達は歩いていた。いつも?なにが言いたい?たしかについ数時間前に出会ったばかりだが・・・。それは言わないでくれ。気分の問題だ。 アリスに話を聞くと、服のオーダー…
さぁついにやって参りました。立派な建物ですね。 そこは巨大な建物であった。数多くの煙突があり、煙がでている。また様々な音が混じっていた。生産のための工房地帯の集合体といったところか。扉はなんと自動ドアであった。 扉を抜けると受付のようなカウ…
アリスは現在オレと会話しながら荷物を整理している。なぜ整理しているのか。それは・・・一緒に暮らすためだそうだ。オレとしてはそれぞれ違うところで暮らすイメージだった。だからささやかな抵抗はした。お仕えするわけなので一緒に暮らすのは当然。その…
オレとアデルソンはあれからずっと底辺の争いをしていた。だが突然その時がきた。オレ達の小さな戦争は始まる前から終わる運命にあったんだ・・・。 「そんなこと言ってるからお前はバカなん・・・」 「バカっていう方がアホなん・・・」 2人は言葉を途中で…
いやぁ・・・怖かったですね。並大抵の殺気じゃなかったよ。思わずオレもアデルソンも謝ってしまったよ。ところでアデルソン君?あなたあのお方の雇い主じゃないの?主従逆転してるな。オレをバカにするからだ。ざまあみろ。 「すまない。リヒテル。私とした…
「ふははははは!!そこまで言うか。ではディールしよう。こちらは部屋の改造、増築費用をすべて負担しよう。さらに装備品の提供をしよう。君はカジノから手を引く。それでいかがかな?」 まだ足りないよアデルソンくん。 「質問が3つある。 まず装備品の提…
オレは男達に囲まれながら歩いていた。ギャラリーから見れば、完全に連行されている絵面だ。どうせ連行するなら女の子に囲んでもらいたかった。お姉さんいっぱいいたじゃん。なんで野郎と歩かないといけないんだ・・・。不快な匂いしかしない。あとでまた遊…