2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

闇と光 第164話 新たなる皇帝

体から血を流しているゴブ羽・ゴブ良。ゴブ遼の猛攻。それを止めるのは容易いことではなかった。今のゴブ遼はフルパワーのハイロリやリュカウスのマナの最大量すら軽々と上回っている。 「龍水閃っ!!」 2つの槍の突撃がゴブ遼を襲う。しかしゴブ遼はそれを…

闇と光 第163話 許昌城の闘い

「ゴブ操様っ!!妖軍全軍が許昌城に向かって進軍中に御座います」 「ここで迎え撃つしかあるまい・・・ゴブ遼っ!!我が軍の命運はお主に託したっ!!」 「御意っ!!必ずやゴブ羽軍を打ち崩して見せましょうぞっ!!」 許昌城での魏軍の籠城戦が始まる。 …

闇と光 第162話 潼関の闘い

ここはどこだ・・・我は死んだのか・・・暖かい・・・心地よい・・・これが死というものなのか?存外悪くないものだな。 ゴブ布が目を開ける。そこには口づけをするゴブロリの姿があった。ゴブ布は慌てて起き上がる。ゴブ布は生きていたのだ。 「な、何をし…

闇と光 第161話 沈む下邳城

「ゴブ布っ!!オレじゃ誰が部隊の一員かわからねぇっ!!敵は食い止めるから早く見つけてこいっ!!」 「後ろは任せたぞっ!!ハイロリっ!!」 あの後、ゴブロリとゴブ布はマナセンサーをわざと発動させた。そして下邳城の守備兵達が2人のもとに殺到してく…

闇と光 第160話 明かされる過去

ゴブロリは暗い道をスタイリッシュに進んでいる。赤外線センサーのようなマナがそこら中に張り巡らされているためだ。 道の先にあったのは厳重な扉。しかし鍵開けの技術も限りなく向上しているゴブロリ。これもまた無音で開けようとするゴブロリと音を出させ…

闇と光 第159話 下邳城の闘い

ゴブ羽はゴブ良、ゴブ瑜の策により窮地を脱した。ゴブ操はゴブ羽殺害の好機を逃す。ゴブ羽軍は皇帝ゴブ操から身を隠すために潜伏している。そしてゴブ良は捕縛された。人質として利用する方が有効であると魏軍は判断したようだ。 潜伏しながらゴブ羽軍はゴブ…

闇と光 第158話 鴻門の会

ゴブ羽とゴブロリは食べる。食べる。食べ散らかす。同席していた魏軍の表情は笑みから驚きへと変化する。こいつらいったい・・・どんだけ食うんだよ。魏軍の将兵の気持ちはひとつであった。 「・・・ゴブ操様。食べるスピードが尋常じゃないため調理が追いつ…

闇と光 第157話 散りゆくゴブ卓

ゴブ瑜の指揮のもと空からゴブ羽軍が魏の殿へと襲いかかる。地上からは猛将ゴブ信が進撃。残る魏軍の5大将が命懸けでそれを食い止める。ゴブ史慈も加わり、見事に5大将を撃破。 ゴブ卓軍は3将軍が燃え盛る炎を斬り裂き退路を確保。そこへ回り込んでいた黑州…

闇と光 第156話 蒼き赤壁の地

変態貴公子は相変わらず華麗にシャカシャカと舞っている。その様子を魏軍の斥候兵が見ていた。 「伝令っ!!ゴブ羽軍の影の総大将ゴブロリご乱心っ!!風向きを変えるため意味のわからぬ言葉を発し祈祷しておりますっ!!」 「ゴハハハッ!!頭でも逝かれて…

闇と光 第155話 変態祈祷師

ゴブ羽に追撃の手が迫る。先に抜け出してきたゴブ淵がどんどん距離を縮めてくる。ゴブ淵の弓の射程範囲に入ってしまったようだ。矢が次々に射られてくる。 ゴブ美が銃で応戦。多乗命唱でのフルパワーでようやく相殺することができている。既に多界命唱の制限…

闇と光 第154話 赤壁の闘い

ゴブ良の元へゴブ羽が援軍として合流した。僅か1週間足らずの合流に驚いている暇すら今のゴブ良には残っていない。淡々と状況を話す。ひと月維持するビジョンが浮かばなかったゴブ良にとって天から降ってきたような助け舟であった。 「ならば救援に向かうっ…

闇と光 第153話 砕かれる器達

両軍激突する。それぞれが死に物狂いで闘っていた。 「てめぇなかなかやりやがるなっ!?」 「当たり前だっ!!ゴブ信っ!!よく見ろっ!?オレだっ!!本物同士が闘ってんだからなっ!!空気読めっ!!この脳筋っ!!」 「なんだ先生かっ!?やっぱり先生と…

闇と光 第152話 ゴブロリ軍対ゴブ信軍!?

3つに部隊を分けた呉軍。それぞれ全速力でゴブロリ達に向かって殺到している。呉軍の隊列は崩れ、すっかり伸び切ってしまっている。伸び切った隊列はもれなく3人のゴブロリにより殲滅させられている。ゴブ策が痺れを切らして攻撃を仕掛けたのがことの始まり…

闇と光 第151話 合肥新城の闘い

「瑜よ。これでよかったのか?」 「ええ。策に火の壁を出してもらうことでゴブ備軍はこちらにこれなくなりました。信くんがきっと暴れ回ってくれることでしょう。策にも暴れてもらいますからね?覚悟しておいてください」 「おぅ任せろっ!!信くんにもロリ…

闇と光 第150話 合肥の闘い

ゴブ紹率いる蜀軍は白馬の地にて倒れた。残る星下を争う勢力は魏呉妖そしてゴブ備。星下は誰の手に渡るのであろうか。 「まずいですね・・・着実に兵力が削られています。こちらの兵士の数は30億になってしまった・・・しかし向こうはまだ70億はいる・・・援…

闇と光 第149話 白馬の闘い

ゴブ邦の首が飛び、ゴブ授、ゴブ豊の顔色が青ざめていく。ゴブ紹が手を掲げる。2人の首も宙を舞うことになる。 「裏切り者が消えて清々したわっ!ゴブ正よ。次はゴブ羽だな。なにか言い残すことはあるか?」 「ゴブ紹よ。その程度の器で我が王の器を砕こうと…

闇と光 第148話 第2次長坂坡の闘い

ゴブ羽はかつてゴブ備に追われた地まで撤退していた。長坂。再びこの地で闘いは繰り広げられる。ゴブ郃自ら先頭に立ちゴブ羽を追ってくる。しかし決してゴブ郃はゴブ羽と剣を交えようとはしない。兵を巧みに動かし周囲の兵を着実に削っている。 撤退戦は蜀軍…

闇と光 第147話 鳥巣潜入戦

ゴブ邦・ゴブ門ペアは蜀軍の地下貯蔵施設へと潜入を開始した。この施設の名前は鳥巣。うん。兵糧庫だとオレは確信した。 名前の由来は地下で暮らす蟻鳥から取ったらしい。蟻鳥は蟻のような巣を地下に作り、食べ物を貯蔵するという鳥なのらしい。 近場にも食…

闇と光 第146話 官渡の闘い

ゴブ羽・ゴブロリ軍は急いで蜀軍に進軍した。真っ向からぶつかってもきっと全滅が待っている。各拠点を放棄・後退しながら戦力を削る作戦にしていた。急いだのはひとつでも多くの拠点を利用できるようにするためだ。 初戦は蜀軍100万相手に快勝。しかし将兵…

闇と光 第145話 三面楚歌

宛城の闘いを終えて一夜明けた。ゴブ羽軍の将兵クラスともなると半球睡眠は当たり前のテクニックとなっている。ゴブロリが3人に早い段階で教えていた。すべてはより女の子を愛でるためにである。 ゴブ妻達も旦那と共鳴していくに従って半球睡眠を会得してい…

闇と光 第144話 目覚める夜戦の覇王

至福の時間を邪魔されたゴブ羽軍は抜刀された刀がいきり立っている。まるで自身の心を表しているかのように荒ぶっている。 次々に薙ぎ倒される敵軍の兵。ゴブ羽軍の兵達はみなスパーキング状態に突入している。兵ひとりひとりが万の兵に匹敵する強さを見せて…

闇と光 第143話 宛城の闘い

ゴブ羽がゴブ備を打ち破ったことにより、ゴブ羽軍は4つ目の勢力へと名乗りをあげる。ゴブ羽軍は星の分水嶺とも言われる激戦区周辺に本拠地を構える。 ゴブ羽軍を中心に星の北半球の8割以上を手中に収めるゴブ卓・ゴブ操軍は魏国を建国。ゴブ布が大将軍なのは…

闇と光 第142話 尚と香開演

次々に味方を斬り殺し突き進むゴブ雲。ゴブロリは手で合図を出し、黑州兵達に道を開けさせる。そしてゴブ備軍が殺しあう中、ちゃっかりゴブ信には斬り込めという合図を送っていた。さらに黑州兵には包囲するかのようにゴブ備軍への攻撃の指示を出す。混乱極…

闇と光 第141話 長坂坡の闘い

ゴブ備率いる元陸軍が近づいてくる。殿役を担当するのはゴブ信とゴブ信隊2000。ゴブロリそして民に偽装している黑州兵その数3億。 ゴブ羽とゴブ良はそれぞれ4000ずつを率いて先頭にいると見せかけて伏兵として配置してある。大将自ら突撃させるわけだ。まぁ…

闇と光 第140話 迫り来る旧陸軍

連戦連勝を重ねたゴブ羽・ゴブ堅軍はゴブ卓軍を長安まで退却させた。現在は焼け落ちてしまった旧都洛陽の復興の手伝いをしている。ゴブ堅に対してゴブ羽が進言したのが起因である。 ゴブ羽・ゴブ堅に対し、民達の評価は上がっている。さらにゴブ布を追い詰め…

闇と光 第139話 洛陽炎上

オレと黑兎馬は戦場を駆け抜ける。敵軍は守備兵を僅かに残して追ってきているようだな。ゴブ布の赤兎馬と黑兎馬はほぼ同速・・・1人だけ突出してるけどいいのか?ゴブ布さん。陣形すらない。縦に伸び切ってるぞお前らの軍。ただ逃げてばかりじゃつまらない。…

闇と光 第138話 陽人の闘い

ゴブロリは扇動した民達をゴブ蔵、ゴブ吉、ゴブ子、ゴブリーに本隊を練兵させながら安全圏へと移動させていった。散らばった民達は配下の鳥達に扇動させゴブ卓軍の砦へ攻めさせた。 そしてゴブロリは民達の様子を目にしてきた各軍に対し檄文を送りつける。 …

闇と光 第137話 ロリ園の誓い

オレは遂に攻略の糸口を見つけた。まず名声を上げるにはかの有名な桃園の誓いをしなければならない。義勇兵からのスタートならきっと通らなければならない道なのであろう。盛りに盛りまくる。そうすれば名声がつきやすいはずだ。 「「「我ら3人!産まれは違…

闇と光 第136話 翠天已に死す 黑天当に立つべし

ゴブ蔵と数騎のゴブリンを引き連れてオレ達は旅をしている。少数ながら騎馬隊の完成だ。ゴブ吉、ゴブ子、ゴブリーも馬に乗っている。鳥とトカゲが騎乗するという不思議な光景を目にしている。いずれは配下にも見栄えの良さだけのために馬を与えたいと思う。…

闇と光 第135話 連環の計

そろそろゴブ布の元へ行こうと思う。今回は作物だけでなく動物の飼育も行なっていた。煌びやかな馬車に乗り優雅な旅をしている。美貴ペディアの力が便利過ぎてやばい。なんにでも応用できそうだな。 オレ達が山道を通っている時にあることが起こった。ゴブリ…