2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

第90話 第4回支部別対抗戦開幕

「姐さん方こっちっす」 「カポネ君そこまでしなくていいのよ」 「いやアニキの奥さんなんで当たり前のことをしてるだけっす」 「あっ!美貴いましたよ」 カポネは彼女達のために場所を確保していたのだ。待っている先には1つのギルドと3つの組織、そして3人…

闇と光 第89話 漢達の企み

「それまでじゃ!」 「なんだよ。おっさんまだまだこれから楽しいとこじゃねぇかよ」 「がははは。まだまだ相手はしてやる。だがのぉ3分経ったのじゃよ。ようやったのぉ」 「え?夢中でわからなかった・・・」 「よもやこんなに早く達成できるとは思わなかっ…

闇と光 第88話 怪盗紳士漢組誕生

あれから数ヶ月経過した。2人はいつものごとく風呂に入っていた。 「がははは。まだまだ甘いのぉ小僧」 「おっさんが化け物なんだよ!あと1分だかんな。それにおっさんも話す余裕がなくなってきてたじゃないか?」 「儂は寡黙でクールな漢なのじゃ。まだまだ…

闇と光 第87話 消えたハイロリ

ハイロリが消えてから1週間が経過した。 「みんなごめんね。仕事が手間取っちゃってやっと戻ってこれたわ・・・。ってみんななんで泣いてるの?慶太はどこ?」 「ハイロリ様が帰ってこないの・・・」 「ダーリンいなくなっちゃった・・・」 「ご主人様・・・…

闇と光 第86話 ハイロリの闘い8

「先輩やばいです!バイタルが一向に安定しません!」 「あーー慶太!!なにやってんのよもう!!」 「先輩見てください!円卓の騎士が全員痛められ続けてます!」 「なんとかしないと全員死んじゃう!手が追いつかない・・・」 「先輩!行ってきてください…

闇と光 第85話 ハイロリの闘い7

「さぁみんな戻ってきたかなぁ?見逃した君達に僕が現在の状況を教えてあげよう。ハイロリはアマゾネス全員に甘い言葉を告げ、そして頭ぽんぽんと頭撫で撫でをサービスで両方していた。僕は目を疑ったよ。死地からさらなる死地へ飛び込むその姿。英雄の名を…

闇と光 第84話 ハイロリの闘い6

「さぁもちろんハイロリが向かっていく先はアマゾネスだ!彼女達もまた怯えている。紳士的に対応していた相手に対して今度はどのように戦いを繰り広げるのだろうか?目が離せない展開だぁぁぁ」 「ジャンヌちゃん。そんな怯えなくていいんだよ?・・・ってさ…

闇と光 第83話 ハイロリの闘い5

「ハイロリの敵は残り少なくなってきた。残すは円卓の騎士。アマゾネス。台風。異世界に行きそびれた者達の4つの集団になってしまった。次に狙われるのはどこの集団だ。これは・・・異世界に行きそびれた者達だ!ハイロリはゆっくりと歩いて向かっている」 …

闇と光 第82話 ハイロリの闘い4

「ふぅ・・・つまらぬ物を灼いてしまった・・・悪く思うなよ。せめてのもの慈悲だ・・・安らかに眠ってくれ・・・。 テンション下がっちゃったなぁ・・・。なんかやる気が失せてきた・・・はぁ・・・まだいっぱい残ってるな・・・なんかテンション上げる方法…

闇と光 第81話 ハイロリの闘い3

「標的は新撰組だぁぁぁ!おや、彼らの様子がおかしいぞ。どうする気だ!?」 「1対1で戦いたいところだが敵わない。降伏する。切腹するので非礼を許してほしい」 「なんとまたしてもハラキリだ。ハイロリはどうする?またしても受け入れるのであろうか!?…

闇と光 第80話 ハイロリの闘い2

「・・・これで足りないのはわかっている。オレが自害する。それで降伏を受け入れてくれ。オレ達の完敗だ・・・。これで借り2つだな」 「若!なにをっ!!・・・我らも自害する。頼む!!あの者達を解放し降伏を受け入れてくれ」 「おーハラキリだ!ハラキリ…

闇と光 第79話 ハイロリの闘い1

「開戦だっ!! ハイロリが闘気を解放している。漆黒に包まれし男が立っている。相手からは聞いていない。誰だ参加すると言ったやつなど焦燥の声が聞こえるね。もう始まってるのにね。あははっ」 「命唱!我はハイロリ!小魔王なり!」 「命唱!我が深淵なる…

闇と光 第78話 ハイロリの敵

「さぁ!現在時刻は18時30分!!会場のボルテージは最高潮に上がっているぅぅぅ。各支部のトップランカー達が早々に前線から引いてくれたおかげだ。感謝の言葉を述べよう!! ボーナスイベントも進行中だ!!ただ今のオッズは 日本ランカー多数のギルド大軍…

闇と光 第77話 5英雄

「さて私が話そう。アリスに子供ができた時に話すつもりだったんだ。アリスの両親の話をな・・・」 アデルソンが話し始めた。なんで悪人なの?という突っ込みは今回流石に辞めた。そこまで空気読めない男ではない。 数千年前の出来事だ。この惑星は元々住人…

闇と光 第76話 和解

さて時間が決まったことで人が減ってきた。やっと静かな聖地に戻ってくれたよ。落ち着いてフーカば姉ちゃんと話すことができる。 「さてフーカば姉ちゃん。アリスに聞いたと思うが子供を授かった。いつもアリスが世話になってるので1番最初に報告にきたんだ…

闇と光 第75話 悪魔の誘惑

「デキウス。ポレモスの上のPVはないのか?」 「それはどういう意味だい?」 「オレに文句があるやつがどうやら多いらしい。オレに対してだけならどうでもいいんだけど・・・あろうことか嫁達に文句があるやつらがいる・・・まとめて相手をしてやろうかと思…

闇と光 第74話 生贄なしの特殊召喚

「あらん・・・待ちくたびれたわお兄さん」 「ホントごめん。先に謝る。スルーで」 有無を言わさず結界で閉じ込める。次は・・・さっきから小声で呪いの呪文ずっと唱えてら・・・。 「ハーレム野郎死すべし・・・ぶつぶつ」 「で・・・お前らはなんだ?」 「…

闇と光 第73話 ご対面

がやがやうるさい。マナで結界を張ってるからこっちにはこれないんだけどな。ソーシャルディスタンスは大事よ。オレは濃厚接触したい派だけど。 「うるせぇぞ。とりあえず集団の頭だけ集まれ。残りはステイホームだ!お家に帰ってママのおっぱいでも飲んでろ…

闇と光 第72話 集う来訪者

「ぬしらはなんだいっ!?あたしのシマだと知ってここにきたのかい!?」 「ばばあは下がっておけ。ね?僕に任せてお姉ちゃん」 「はぅ・・・あなたが言うならそうするわ」 「アリス。フーカば姉ちゃんに代わりに報告してきてくれ。オレはこいつらの相手をし…

闇と光 第71話 襲来するBBA

おはよう。昨日は3人ともアリスのお腹に顔をくっつけていた。オレはまだ聞こえないだろと言いながら微笑ましくその様子を見守っていた。仲の良い彼女達を見ていると姉妹達のように見える。姉妹は全部オレの嫁だがな。せっかくなのでフーカお姉様に報告にいこ…

闇と光 第70話 アリスの告白

おっさんに挑み始めてから半年が経った。やっと30秒くらいは闘えるようになった。本日2度目の挑戦中だ。 「ぬぅ。ちょろちょろ小賢しいわっ!」 「しょうがねぇだろ。マナそれなりに入れないとあんたに効かないんだから努力を褒めやがれ」 「漢と漢の闘いに…

闇と光 第69話 お風呂

遅い。オレは遅すぎる。マナの操作速度が。命唱をなんとか唱えたがおっさんは闘気のみで返してきた。命唱をかけるスピードも遅すぎる。なにがいけない。基本スペックの違いはある。だがオレもそこに辿り着けないわけじゃないんだ。おっさんという強さが存在…

闇と光 第68話 2人きりの時間

昼食を済ませたオレ達はそれぞれの日常に戻った。アリスはリヒテル様と修行へ。アヤネと唯は道場へ。唯には才能があるそうだ。そして剣などは問題ないのだが・・・棍棒系の武器を持つと性格が変わるそうだ。まぁそういうところもチャームポイントだね。気の…

闇と光 第67話 2人だけの秘密

「また女の匂いが濃くなってるな。同じ女か。お主も好きよのぉ」 「当たり前だ。最愛の女の子の1人だぞ。いくらでも欲しい。防御するにはフェイントが必要。攻撃は最大の防御。防御するには攻撃がいる。そうあんたは伝えたかったんだろ?」 「なに難しいこと…

闇と光 第66話 フェイント

オレは歩きながら転移塔に向かっている。その間ずっと考えていた。とりあえず瞬殺されたのはオレの油断。だが万全の状態だとして受けられていたのであろうか。はじめから命唱状態で向かうのは不可能だしな。転移するとマナが転移先で再構成されるから素の状…

闇と光 第65話 謎のおっさん

「ほれ中に入るぞ」 着いた場所は転移塔だった。どこにいくのだろうか。ただ問題がある。 「おっさん。オレまだこの街以外転移できないぞ?」 「心配せんでもよいわ。ついてこい」 オレはおっさんについて黙ってついていく。奥にどんどん進んでいく。来たこ…

闇と光 第64話 おっさんの弟子

さてとそろそろ帰るとしよう。待たせてしまっているだろうからな。その前にすることがある。 「デキウス。いるんだろ?」 「最高にいいものを見せてもらったよ」 「やっぱり見てたのか。アーロン。七瀬唯のアバターを取り払ってくれ」 「彼女ね。わかったよ…

闇と光 第63話 真・出会ってしまった2人

匂いのない地点に辿り着く。そこも同じく上空である。なにも見えない。だがなにかがそこにはある。口には出さないで命唱していこう。 単発ではなにも見えない。 弐連段命唱。まだなにも変わらない。 参連段命唱。なにも見えない?気のせいなのか。だがそこに…

闇と光 第62話 黒い悪魔

オレは残り少ない時間で彼女達を抱きしめ、彼女達と出来る限り触れ合った。唇は常に塞がっている状態だった。その場ですぐにしていたので2人の部下達からボス可愛い。テイラー様が赤くなってる。など声援が飛んでいた。そろそろ幸せな時間も終わりを迎えるよ…

闇と光 第61話 乱入する8人目の特異点

「慶太・・・ダメって言ったのに」 「素晴らしい一撃です。ご主人様」 「あの黒いのなんなの?」 「ダーリンの闇のマナって言ってたよ」 実況席にある闇に会場中の視線がいく。観客達が口々に叫んでいる。 「あはっ!カラスさんだ〜」 「カーチャあれがそう…